ワザリング・ハイツ -annex-

どんなに忙しい毎日でも、紅茶を飲んで、ほっとひと息。

感想・考察(レビュー)-SWANSONG

『SWANSONG』を読む 後夜(感想・レビュー)

柚香の言う、「ここでは何か望まないと、最低でも望むフリをしないと、まともに生きていけない」という言葉は、普通の社会生活にもそのまま当てはまるものであり、『CARNIVAL』が暴きだした過酷な真実でもあった。学と理沙の生き方は、ニーチェやキルケゴー…

『SWANSONG』を読む 前夜(感想・レビュー)

なんだ、ただの文学か。現在の出版事情ではこうした物語を表に出すのは難しく、まさにアダルト・ノベルゲームだからこそ、実現できた作品といってよいのではないだろうか。それにしてもすさまじい力をもった物語であった。 オウムの事件は“物語”という天災が…