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ワザリング・ハイツ -annex-

どんなに忙しい毎日でも、紅茶を飲んで、ほっとひと息。

『日本近代文学の起源』を読む

本作を読んでの一番の収穫は国木田独歩の描写にふれることができた経験であった。独歩の描写をひきながら展開する「風景の発見」も然り、「内面の発見」、「告白の制度」と、どれもかなり力のある論考だったという所感。一年ぶりに読み返してみて、以前より…

『天才柳沢教授の癒やしセラピー』を読む(感想・レビュー)

友人が誕生日プレゼントをくれると言うので、じゃあおれに読んでほしい本をくれと言ったら、この本をくれた。ちなみに友人は臨床心理士である。私がいまだに通院しなくて済んでいるのはこの友人のおかげでもある。 それにしても面白い本だった。どうやら魅力…

野矢茂樹『心と他者』を読む

「意識の繭」という『素晴らしき日々』のMADを見たSCA-自がその言葉を気に入って『サクラノ詩』のOP「櫻ノ詩」の歌詞に使った、という流れでよかったと思うが、その「意識の繭」という言葉はもともと野矢茂樹が本作で用いた言葉である。野矢のウィトゲンシュ…