小川未明「赤い蝋燭と人魚」

小川未明と言えば、日本の児童文学にひとつの大きな流れを作りだした賢人であり、戦後には文化功労者にも選出されている。「手袋を買いに」や「ごんぎつね」の新美南吉、「泣いた赤鬼」の浜田廣介など、児童文学と言っていいのかわからない、対象年齢を問わない童話が日本文学には多彩である。「赤い蝋燭と人魚」もその例…